2012年3月9日
一日一首

年初、古事記編纂千三百年にあたり「今年は一日一首、和歌を詠もう」と決心し、今のところまだ続いています。
今日で七十九首目。
こでまりは 春の日ざしに まりついて 芽ぶきの季節 人に告げしか

ここ一週間の歌は

嫁ぐ日が 遅れてならじと 言ひ合ひて ひな片づけを 手伝う吾子よ

予算めぐり 激しき舌戦 続く日に 静かに咲くや 啓翁桜

一葉の 大つごもりを 聞きながら 人の情に 体ひたさん

フラッシュが 万光放つ 委員会 総理ひとりは 孤独にありて

幼子は 母の幸せ 願ふらむ 母の髪肌 やさしく 撫でて

ふるさとは 近くにありても 帰られず 睦みし日々を 惜しむ被災地

という次第で、つたなき歌を恥しのびつつ・・・デアリマス。