2012年5月15日
ウイグルの深刻な状況

沖縄本土復帰記念日
太平洋戦争後、アメリカに占領されていた沖縄は、昭和47年(1972) 5月15日に日本に復帰しました。
今年でちょうど40年なります。美しい日本、美しい沖縄の発展のために尽くしたいと思います。

自民党領土に関する特命委員会
1,米国ニュージャージー州の慰安婦の碑について
2,ソウル市の「慰安婦博物館」について
古屋圭司議員とともに訪米の報告をしました。(写真1)
慰安婦の碑の撤去を求めるとともに、「日本帝国政府の軍によって拉致された20万人以上の女性や少女」などの史実にないことは正してもらわねばなりません。
特命委員会として外務省と官邸に申し入れを行うことを決めました。

石原伸晃幹事長に訪米報告

自民党外交部会 日中韓サミットについて

世界ウイグル会議役員及び海外議会と来賓との懇談会(写真2・3)
世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長からウイグルの現状についてお話をうかがいました。
ラビア・カーディルさんはウイグル自治区で実業家として成功しましたが、民族問題に関する政権批判で失脚し、1999年に国会機密漏洩罪で逮捕、投獄されました。2005年に米国へ亡命後は中国におけるウイグル人の人権擁護を訴える活動を続けられ、「ウイグルの母」とも呼ばれています。
何度もお会いしてお話をしている方です。
今回の懇談会は自民党本部で行いましたが、中国大使館は圧力をかけてきました。
私を含む国会議員への手紙で「いかなる形でもラビアさんらと接触しないように、『世界ウイグル会議』に対してもいかなる支持もしないことを希望する」とあります。

10年ほど前に訪ねたウイグルは美しいところでした。
その時、私は若者からウイグルダンスを教えてもらいました。
中国によるウイグルへの言語、宗教、文化の弾圧は年々むごくなっています。
46回もの核実験で100万人が放射能の犠牲になったともいわれています。
若い出産適齢期の女性を中国の沿岸部に移住させ、ウイグル民族の少数化を進めようとしています。
中国は、人権、民主主義、自由、法治国家としてのルールを守ってほしいものです。