2013年6月21日
日本・ウイグル自由のための連携フォーラム

「いまこそ日本人に知ってほしいウイグルの苦難と慟哭、望む未来」というタイトルで、ラビア・カーディルさんが特別講演をされました。

ラビア・カーディルさんは1948年生まれ、新疆ウイグル自治区で洗濯屋から身を起こし、実業家として成功。中国人民政治協商会議委員を務めるなど、ウイグル人を代表する著名人として知られ、また、社会奉仕活動にも力を入れ、ウイグル女性の起業を支援する「千の母運動」は実績を上げられました。 政治協商会議において、民族問題に関する政権批判を行ったことで政協委員を解任され、1999年に国家機密漏洩罪で逮捕、6年にわたって投獄され、2005年に米国に亡命。その後、世界ウイグル会議の議長として、中国におけるウイグル人の人権擁護を訴える活動を行っており、「ウイグルの母」とも呼ばれています。
 
依然として厳しいウイグルの現状について、直接生の声をお聞かせいただく貴重な場でした。日本ウイグル国会議員連盟の一員として、一言ご挨拶させていただきました。