2013年9月11日
2020年オリンピック・パラリンピック、東京

自民党本部では、これまで夢の構想だったのが、現実のプランとして練り上げられるステージとなり、喜びでいっぱいです。オールジャパンで、すべての人々に喜んでいただけるよう、都と国は連携していきたいと思います。

前回の東京オリンピック、私は中学2年生でした。父が国政選挙で落選し、借金を背負って福井から東京へ引っ越したものの、東京になじめず、母と家で内職をする日々でした。先生が「東京でのオリンピックは君らの人生で二度とない」と皆で学校で開会式のテレビを見ていました。ワイワイ騒ぐ気持ちになれなかった私は学校の屋上に上がりました。青い空にブルーインパルスが五輪のマークを描く、まさにその瞬間でした。あまりの美しさ、晴れやかさに涙があふれました。そして、もう故郷を恋しがってうじうじしているのはやめよう。晴れやかに前に進もうと決意しました。東洋の魔女といわれたバレーボール、円谷の走り、チャスラフスカ、アベベにヘーシング・・・感動の日々でした。

2020年のオリンピックに向けて、年配者はより元気で、若者、子供たちは希望に満ちて、日本中心ひとつに晴ればれと進みたいものです。そう、日本はもともと晴れやかな国なのですもの。「おもてなし」の品格あふるる国ですもの。

それにしても、ロビー活動の重要さ、チーム力、念入りな準備、最善をつくしてあきらめないこと、発信すること、もち味を生かすことの重要さ、学ぶこと大でした。