今日は、最近読んだ本を紹介します。
「気骨 経営者 土光敏夫の闘い」(山岡淳一郎 著)です。
土光敏夫さんが技術者、経営者、経団連会長、第二臨調会長として生きた昭和の時代を描いている。日本を再建するという信念と行動力は、母の影響が強かった。その中核を成すのが宗教で、晩年まで毎朝4時に起床して法華経を読んだ。
山谷の父、山谷親平は土光臨調行財政改革に深くかかわり、急性白血病に冒されても、行政改革を訴えて日本中を演説して回っていました。「お国のために」と最後の生命を燃やしました。
家族を大事にしながら、働き続けた生涯。まさに日本のリーダーだ。
「土光敏夫氏に激励ハガキを届ける 山谷親平」(写真)