2013年1月31日
インド大使

参議院自民党議員総会

参議院本会議
自民党を代表して中曽根弘文参議院自由民主党議員会長が代表質問をされました。
危機管理体制の強化、思い切った舵取りへの期待、経済再生、教育再生、確かな外交の展開について、また、日本らしい日本の確立、そのための日本を守り発展させるための自主憲法制定、領土を守ること、青少年健全育成の取り組み強化、幼児教育の大切さなどを訴え、質問されました。

安倍総理は、美しい国づくりは私の永遠のテーマ、そのために強い経済、額に汗して働く者が報われるまっとうな国づくりをしたい。憲法改正は、96条(衆参の過半数で改正の発議ができる)から行いたいと考える。戦略的な外交展開、日本の緊密な絆を取り戻す考えと方向性、日中、日韓、アセアンとの関係の考え方などを明快に述べられました。

インド大使とお話。
ディーバ・ゴバラン・ワドワさんで、二人の息子のお母さん、夫はタイで大使をされています。
日本はインドに年間2200億円のODAを出しています。これは日本のODAの中で最大です。
貧困人口は世界で11億人といわれていますが、そのうち約3割がインド。
貧困から抜け出すため、日本のODAにより、電力・上下水道・地下鉄・港・道路・都市開発を進め、経済成長を促しながら貧困と環境問題を解決したいと考えています。
日本の中小企業も350社ほど進出していますが、アジア最大の人口の民主主義国家インドと日本がさらに結びつけば、安全保障上も頼もしいものとなります。
一昨日は、ニューデリーでチベット亡命政府により4500人の集会が行われ、インド副首相も参加されました。
1960年、インドのネルー首相はヒマラヤのふもとダラムサラの地をダライラマ法王らに提供し、チベット仏教、民族を守っています。
インドのバール判事は、日本が連合国に占領されていた時代の東京裁判のあり方のおかしさを指摘し、結果的に日本を理解し、世界に真実を発信してくれました。

インドの横には日本があり、日本の横にはインドがある。
アメリカ、オーストラリア、インド、日本は平和と民主主義のダイアモンドともいわれています。

インドと中国の国境は3000km接していて、年間270回ほどトラブルがあるともいわれています。
インドの発展はインドのみならずアジアにとって意味があります。

外務省国際協力局より説明

警察庁刑事局長就任あいさつ

自民党石破幹事長 面会