国会での活動報告詳細

2010年10月19日
日本の領土を守るため行動する議員連盟

領土領海保全に関する要請

過日発生した尖閣諸島海域での中国漁船による不法操業と、海上保安庁の巡視船に対する公務執行妨害、さらに中国人船長を処分保留のまま釈放した件に対し、日中両国はもとより世界において「主権や領土」といった国家のありようが改めて問われ、各国の対応が注視されるところである。
長きにわたり、超党派有志で活動をしてきた我々は、四方を海に囲まれた海洋国家であるわが国において、領土領海の保全に対し、特段の措置を講じるよう強く求めるものである。


一、真実を明らかにするため、一刻も早く尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオテープを一般にも全面公開すること
二、尖閣諸島における有効支配の強化として、灯台の設置・避難港の整備・ヘリポートの設置・レーダーサイトの設置、国旗掲揚台の設置、周辺海域の自衛隊配備の強化をすること
三、石垣市長や関係者による尖閣諸島での現地調査の許可をすること
四、日本最西端である与那国島への駐屯地の新設
五、各漁業組合も強く要望している安全操業のための警備体制の強化
六、遊漁権の見直し
七、領土領海を守れるように根拠法を制定すること、また関係法令の整備
八、尖閣諸島が日本固有の領土であるという国際世論喚起のため、駐日公館・在外公館への周知徹底などをはじめとした方策を講じること


平成二十二年十月十九日

日本の領土を守るために行動する議員連盟
会長   山谷えり子
事務局長 松原 仁