メッセージ(バックナンバー)

12月4日
 三嶋大社で夕方講演をしましたが、朝は野球の松阪大輔さん(西武ライオンズ)が、結婚式をしたということです。結婚式を神さまの前でマスコミをシャットアウトし、静かにとり行いたいという新郎新婦の希望と覚悟が好ましく思えました。一流のスポーツ選手には、孤独の中で神と向き合う姿勢が強く感じられるものです。
 
12月6日
 出雲で講演をしました。私がかつて働いていた会社は女性社員が多く、社長は出雲大社の近くに行くたび「社員が良いご縁に恵まれますように。そして子を授かり、いい仕事が続けられますように」と祈ってくれたものでした。
 皇后さまは、この地で昨年「国護り祀られましし大神の奇しき御霊を偲びて止まず」とうたわれました。
 
12月7日
 江戸川区のルンビニー幼稚園、保育園を見学しました。大島理森代議士、中曽根弘文参議院議員、河村建夫代議士、三元文部大臣がさかんに質問をしていらっしゃいました。今、幼稚園と保育園を一体として運営していくニーズが高まっています。役所の所管が違い制度や税制のあり方など困難な問題がありますが、子供という視点に立って、政治がリーダーシップをとっていかねばならない分野です。
 ルンビニー保育園はS26年に開園。S40年より幼稚園も開園。今は同じ敷地で午前中は同じプログラムで遊び、造形や音楽活動など楽しんでいます。とてもスムーズにいっている様子がみられました。
 ルンビニー園は仏教の園ということで、12/8がお釈迦様がおさとりになった成道会にあたるため、この日は本堂でお釈迦様のお悟りの紙芝居をしていました。 「おさとりとは、人も草も木もみんな生きているということ。助け合って生きましょうということですよ」との言葉で紙芝居は終わり、つづいて、御仏様にお供えしてあった「おりこう牛乳」を皆で分かち合って飲む姿はとてもほほえましいものでした。給食の前は「本当に生きんがため、今この食をいただきます。与えられたる天地の恵みに感謝いたします」とお祈りするということです。わが家でも子どもたちが小さい頃、食事の前は「今日のお食事で心と体を元気にして下さい。そして困っている人を助けられるやさしく強い人にして下さい」と祈っていたことをなつかしく思い出しました。
 江戸川区は考え方として0歳児は家庭的雰囲気の中で育てられるべきと0歳児保育をせず、保育ママ制度でやっています。区と保護者負担で1ヶ月10万円弱。保育園は1人赤ちゃんに1ヶ月55万円ほどかかりますので、コストの面でも安くすみ、いい制度だと私は思っていますが、なかなか全国に広がりません。
 
 党の税制調査会があり、各部会より意見がかわされました。今後、政策的に検討する事項、国際課税環境、地方税、関税、その他について議論しています。自民党が最もホットになる時でもあります。各議員が専門的見地と、国のかたちをめぐって意見をかわしています。

平成16年12月7日 山谷えり子

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