メッセージ(バックナンバー)

 今週は、毎日行政改革特別委員会が開かれています。また、教育基本法改正の与党協議が67回目、いよいよ国会提出に向けての作業の最終段階に入ってきたため、今週は2度にわたり自民党の部会で検討作業が進んでいます。
 私は、教育正常化のため、また少子化や構造改革問題で良い流れを作るためにも「愛国心、祖国愛」「宗教的情操の涵養、宗教教養知識教育の意義」「日教組などが教育現場を歪ませていることから、教育行政への国が適切な責任をもてる仕組みづくり」この3つを3点セットとして、与党協議の場で強く主張してほしいと発言しています。
 特に宗教的情操は道徳、公共心、生命尊重、躰、礼儀、日本の伝統と文化に親しむ心のもとになります。
 学校現場、京都奈良のお寺や伊勢神宮に修学旅行に行くことが激減し、給食の時の手を合わせての“いただきます”や起立、礼も宗教行為の強制といわれてされなくなるといった首をかしげる行きすぎは大きな問題だと思います。大きな心、豊かな心、やわらかな心、やさしい心は目に見えない大いなるものとの対話なくして育たないでしょう。
 私がこう発言すると、隣席に座しておられた元武蔵野市長の土屋代議士が石川啄木の
「不来方の お城の草に寝ころびて 空に吸われし十五の心」
とつぶやきそういう心を育てないとねぇ。と言われ、うなづきあったのでした。
 国会はしだれ桜が咲いています。

平成18年4月6日 山谷えり子

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