メッセージ(バックナンバー)

 9月26日、官邸機能強化のために首相補佐官5名が任命され、私は教育再生担当の首相補佐官をすることになりました。
 安倍総理から任命状を受け、マスコミ取材を受け記者会見を終えて、事務所に戻ったのは午前12時過ぎ。27日も朝から取材を受け、岡山でシンポジウムに出席し、夜は東京で教育関係者とお話しました。
 子供を守り、教育再生で日本を元気にしていきたい。全力を投入します。
 5名は、小池百合子(国家安全保障)、根本匠(経済財政)、中山恭子(拉致問題)、世耕弘成(広報)、そして私です。29日は5人で首相補佐官会議を行いました。思いを同じくするメンバーですので、良いチームワークで働けると思います。
 昼は安倍晋三総裁候補のための国会議員総決起大会。先輩たちを大切に、若手のダイナミックな盛り上がりのある良い決起大会でした。
 内閣部会で月例報告、景気動向の分析、日本経済の基調判断、企業、消費、雇用の分析、海外経済の動向、アメリカ経済の動向、地域経済問題が議論されました。その後は、経済人の皆さまと懇談をしました。
 第165回国会本会議での安倍内閣総理大臣所信表明演説はわかりやすく、具体性にあふれていたと思います。私が担当する教育再生については、
 「私が目指す『美しい国、日本』を実現するためには、次代を背負って立つ子どもや若者の育成が不可欠です。ところが、近年、子どものモラルや学ぶ意欲が低下しており、子どもを取り巻く家庭や地域の教育力の低下も指摘されています。
 教育の目的は、志ある国民を育て、品格ある国家、社会をつくることです。吉田松陰は、わずか3年ほどの間に、若い長州藩士に志を持たせる教育を行い、有為な人材を多数輩出しました。
 小さな松下村塾が『明治維新胎動の地』となったのです。家族、地域、国、そして命を大切にする、豊かな人間性と創造性を備えた規律ある人間の育成に向け、教育再生に直ちに取り組みます。
 まず、教育基本法案の早期成立を期します。
 すべての子どもに高い学力と規範意識を身につける機会を保障するため、公教育を再生します。学力の向上については、必要な授業時間数を十分に確保するとともに、基礎学力強化プログラムを推進します。教員の質の向上に向けて、教員免許の更新制度の導入を図るとともに、学校同士が切磋琢磨して、質の高い教育を提供できるよう、外部評価を導入します。
 こうした施策を推進するため、我が国の叡智を結集して、内閣に『教育再生会議』を早急に発足させます。」
と演説されました。
 教育再生会議再生に向けて、人選、事務局体制など細かい打ち合わせが進行中です。

平成18年9月29日 山谷えり子

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