メッセージ(バックナンバー)
 七夕の夜。
 G8首脳は、短冊に願いを書かれました。
 福田康夫首相は「温故創新 人類の叡智(えいち)に学び未来を拓(ひら)く」
 米国のブッシュ大統領は「飢餓、病気による圧政、あらゆる圧政からの自由。自由への普遍的な望みが実現される世界を願う」
 英国のブラウン首相は「爆発事件三周年にテロリズムの終えん(を願う)」
 ロシアのメドべージェフ大統領は「織り姫とひこ星は互いを思う不屈の力によってつながっている。われわれも共通のふるさと、平和、繁栄、母なる大地の未来に対する責任でつながっている」
 フランスのサルコジ大統領は「サミットが環境保護、開発、経済成長、平和の保持に貢献することを願う」
 ドイツのメルケル首相は「われわれの会議の上に良い星が輝きますように」
 カナダのハーパー首相は「世界の自由、民主主義、人権、法の支配に基づく世界を願う」
 イタリアのベルルスコーニ首相は「世界中の子供たちにとって、希望、平静と豊かさのある未来となりますように」
 七夕は、美しい行事です。
 姑は毎年七夕の前の日曜日、孫たちを集め七夕さまを祈ります。
 今年も孫6人が大集合。手料理をいただきながら短冊に願いを書きました。
 姑は「…となりますように」と書くのではなく「…となる」と言い切り型で書きなさいと指導します。
 孫たちは素直に従います。私は毎年それを見ながら、被岸と此岸をいったりきたり。姑の幸福な人生と彼女の日々の努力をまぶしい思いで胸に刻むのです。
 ちなみに、私が書いた短冊は「天下泰平、萬民豊楽。皆が健やかで充実した日々」というものでした。
 
 七夕の夜は、拉致の家族会の皆さんと集会。
 「被害者全員が帰国する」を皆で念じました。

平成20年7月8日 山谷えり子

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