メッセージ(バックナンバー)
 私がメンバーとなっている「農民の健康を創る会」で、公的医療機関として地域医療の発展に大きく貢献している厚生連病院の経営の著しい悪化等に鑑み、「JA厚生連病院対策プロジェクトチーム」を設置し、議論および現地視察を踏まえ、その対策の確立に向けて検討を行い提言を取りまとめました。
1. 医師確保対策について
2. 診療報酬対策について
3. 補助金による支援について
4. 金融支援について
5. 特別交付税措置について
 病院によっては、どうかと思う経営をしているところもあります。
 自助努力は当然のこととして、農と医の連携は重要なテーマとなってきており、今回の補正予算でも積みあげられたところです。
 慢性的な医師不足、地域による医師の偏在、農山村の医療提供体制の悪化、また、癌、小児、産科、リハビリ、救急、へき地医療等に着目した補助金制度の運用などのため、これからも地域農民のため頑張る病院の現地視察と現場の皆さんの声を聞いていきたいと思います。
 なお、救急病院を経営している友人が、救急でかつぎこまれて死亡した場合、最近は訴えられるのでイヤがって病院をやめていく医者が出ている。バックアップ体制を考えないと、ギクシャクが深まるばかりとも言われました。
 救急医療体制の充実、専門家による調査体制の整備にむけた法改正などを自民党のマニフェストに入れたいと考えています。

平成21年7月8日 山谷えり子

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