メッセージ(バックナンバー)
1月9日
 箱根にて先生方の集まりに出席。
 先生の中の先生と尊敬し、20年以上のおつき合いとなる向山洋一先生のリーダーシップのもと研修に励み合う先生600人の熱気で、ホットな箱根でした。
 全国から手弁当、自費で集まり、まちづくり、環境教育、発達障害児のための教育など、自分たちの授業や研究の成果を互いに意見交換している姿、スピード、集中力。十年分くらいのビジョンをいただく思いがしました。
 地域社会の教育力向上のため安倍内閣で法改正をし、福田内閣で現場との意見交換をへて麻生内閣で予算がついた事業が、こうして実っている姿は感動です。
 政権交代しても、良い教育は良い方向で伸び続けていってほしいものです。
1月10日
 地元の氏神さまに、家族そろって昇殿参拝。
 毎年、宮司さまが子供たちに良い話をしてくださいます。
 今年は、私がタイのチェンマイに行き学校を寄贈し、慰霊式典をしてきたことに対し、「実は私の父はチェンマイの山奥で戦争中にあばら骨を何本も折り、山岳民族カレン族の人々に一ヶ月看病してもらったんです。山谷さんが、そこに行かれたという記事を読んで、亡き父は感謝していると思います。一度お礼に行きたいと言ってましたから…」と言われ、私のほうがビックリ。こうした知られざる話、子供たちに伝えていきたいと思います。
写真:合気道本部道場鏡開き

 合気道、本部道場にて鏡開き。
 私は、もったいなくも昇段。
 恥じないよう精進したいと固く決意しました(そのことを朝、氏神さまにお誓い)。
 一緒にお稽古をしてくださる本部道場の先生、仲間のおかげです。私の今いる環境委員長室には、合気道の写真を飾っています。
 外国からたくさんお客さま、国会議員が訪問してくださいます。そのたびに、「合気道は宇宙と調和する心、体、気を一つにつなぐ道。天地人和合の心。これこそ環境問題の基礎になるべき心のありようです」などと説明いたします。

1月11日
 成人式。町は華やかなお振袖姿のお譲さんたちと、それをまぶしそうに見つめるスーツ姿の若者でいっぱい。どのお振袖にも親の思いがこもっています。“幸せに、そして力一杯、生ききって…”とすれ違うたび一人一人に祈りました。

平成22年1月9-11日 山谷えり子

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