平成13年度活動報告

教育改革関連三法案通過
産経新聞 平成13年6月18日掲載記事
 
住民創意の学校づくり…民主・山谷えり子氏に聞く
 民主党の「ネクスト・キャビネット」(次の内閣)の山谷えり子文部科学大臣に、衆院段階で教育改革関連三法案を修正のうえ賛成に回った理由などを聞いた。
---民主党が関連法案の修正に応じたことに対し、他の野党から批判が出ている
 「教育の現状を考えると何かしないといけないのは確かだ。政府原案は問題が多かったが、一つ一つ慎重に詰めていこうということであって、反対という姿勢を示したことは一回もない」
---政府原案のどこが問題だったのか
 「例えば、十七歳での飛び入学の問題だ。原案は短大や専門学校を含めるとか、対象となるジャンルにファッションを入れるとか、現実的でない荒っぽいものだった。ファッション関係に特別な資質があるなど、どうやって高校で見極められるのか。硬直した大学教育をそのままにしておいて、こっちでチョコッとやって何なの、という感じがする。教育改革のグランドデザインを考えて同時に進めていかないと、つまみ食いになる」
---民主党と自民党の教育改革はどこが違う
「民主党は人づくりに予算をかける。地方分権を進め、校長は公募し、先生も教員免許を持っていなくても良くするとか、住民の創意が発揮されるような学校づくりを進める。自民党の教育改革は『個性』といいながら、非常に画一的なプログラムしか提示せず、中央集権的だ」
---民主党と与党の修正協議で法案が通るケースが多く、民主党の存在感が見えない
 「今回だって、もし与党が強行採決すれば通った。ただ反対するのではなくて、丁寧な議論をしたという意味がある」

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