2010年2月24日
与那国へ

朝、4時半起床で羽田から石垣へ、石垣から与那国へ。
石垣市は市長選のまっただ中です。
与那国は昨年の町長選挙で自衛隊誘致派が619票で勝ちましたが、反対する左派候補は516票と、たったの103票でした。
ここに中国が100人ほど人を住まわせば、あっという間に中国与那国町議会が出現します。
今外国人地方参政権を付与しようという民主党政権は、外国政府の介入を招き、主権、国益、国がらを守ることに不熱心な政権です。
自民党政務調査会の派遣メンバーとして、町長、議員、防衛協会長、町の人々の話を聞き、台湾まで110キロの与那国の現状を見ました。
与那国の上空3分の2は台湾の防空識別圏です。

領土、領海、領空を守るのは、国会議員のあたりまえの一番の仕事です。

“無防備だから、中国調査船が近くまで来る”
“最西端に台湾の方がリゾートヨットハーバーを作りたいと言ってきたこともあるが、まず防衛をきちんとしないと”
“自民党政権が続いていたら、この3月に自衛隊誘致の場所を決めるつもりでした。政権交代でそれがなくなり残念です”
“外国人地方参政権を提出するなんてトンデモナイ。地方の現実をわかっていない。与那国町議会で反対決議のための議論をします”
など、いろいろな声を聞くことが出来ました。また肌で感じることが出来ました。

90才の池間苗さんに島の暮らしをお聞きしました。
“皆忙しく働きました。忙しき者は辛いなりってね。水田、三毛作、いい島です”
池間さんは与那国語辞典も作っておいでです。
「あたたかい島、有難う」は、与那国島で“ヌクサン、フガラザ”です。
美しい海が、島が、安心したリゾート地としても、もっと愛されますように。
石原都知事は、時々おしのびで潜りにこられると聞きました。
この次は、私も潜りたいなぁと思いながら夜中の12時に帰宅しました。