2010年9月8日
自民党厚生労働部会「ワクチンに関するプロジェクトチーム」

自民党厚生労働部会「ワクチンに関するプロジェクトチーム」会合に出席。

松本純座長より「自民党・公明党子宮頸がん予防ワクチンに関するPT」の報告を受けました。

私は、一般論として予防ワクチンの誕生は朗報であると考えます。しかし、子宮頸がんワクチンについての長期的な効果、副作用のデータはまだ十分ではないという事実。そして子宮頸がん予防パンフレットが次々と作製され、その中の生徒向けの冊子に「セクシャルデビュー前に」なる言葉が使われており、性交渉開始時期の低年齢化等が若い女性の子宮頸がん発症率の増加に影響があると政府が認めている事実があるにもかかわらず、そのような言葉が使われることは、子供たちに性規範上の悪影響を及ぼすのではないかなど、先の臨時国会に提出した質問主意書と政府答弁、その他のデータを交えながら発言しました。

それに対し松本座長は、今後焦ることなく、ワクチンの安全性、予防接種と検診の制度設計、教育問題等を整理して議論をしていくことを約束してくれました。

保護者の多くがモヤモヤとした疑問を抱いている以上、冷静に議論していきたいと思います。