長寿を言祝ぐ書展(伊佐ホームズ 駒沢住宅)に行ってまいりました。
90才からの書展。明治、大正、昭和、平成と一世紀近くを生きてこられた皆さまの味わい深い人生が書より立ちのぼります。
外の暑さを忘れ、美しいひと時をいただきました。
「弟」松本カツミ(94才)戦死した弟を思って
「愛」大畑千代子(90才)亡くなった父を思って
「知足」佐藤伸彦(90才)この年になったらこれしかない
「快走」片山豊(101才)人生総て快よく運び度い気持
「道義」我孫子弘志(93才)幼き日父より道義という言葉が大切。忘れてはいけないと教えられた。
「自転車」小林ヨシ(90才)若い時は毎日自転車をこいで配達をしていたもんだ
「わが道を歩む」菅田茂(94才の青年)
「ありがとう、感謝は皆を幸せにする」相澤安正(96才)ありがとうは最高の言葉です
99才の詩人としてベストセラーを出しておられる柴田トヨさんの書もありました。
「やさしいことば もらったら 心に朝顔 咲きました」
明治44年生まれの詩人。長寿を言祝ぐ、喜びです。