2010年10月14日
チリ鉱山の落盤事故

チリ鉱山の落盤事故で、作業員が救出された様子に喜んでいます。
規則正しい生活、読書や労働や運動を義務化し、8時間睡眠をとり、祈りの時間も大切にしていたという暮らしぶりに感動します。誰から救出するかの順番をめぐっても、皆で話し合い、ゆずり合ったというエピソード。
過酷な鉱山での男の友情、そして地上の家族の支えあっての心のゆとり、人間性の美しさを見る思いがします。
“われらのチリ!”と叫び、国旗が打ち振られ、政府に感謝し、皆で喜び合う姿。チリはカトリックの国です。
数年前に2週間ほど世界の国会議員と北朝鮮問題について議論する会議があり、滞在したことがあります。丘の上にキリスト像が立ち、家族を大切にする国民性の国でした。最後に救出されたリーダーのあり方は、子供たちに伝えたいものです。