2010年10月21日
内閣委員会にて質問

終日、内閣委員会。
私は質問に立ち、
仙谷官房長官に対しては、尖閣諸島での公務執行妨害事件のビデオは“公益上の必要性”から一般公開すべしと主張し「民主党政権になって、領土、領海、主権に関わる問題がこの1年次々と起きている。ロシアは北方領土で軍事演習、韓国は竹島沖でボーリングを、中国とはガス田、尖閣諸島をめぐる問題などが、それぞれ起きている。
民主党の主権を守る姿勢に問題があると考える」という私の質問に仙谷官房長官は、土俵をずらした答弁を繰り返し、最後は「見解の相違」と言うので、そんな答弁では「国会審議が意味をなさない」と私が言い、審議が中断する場面がありました。
次に第三次男女共同参画基本計画について岡崎トミ子大臣に対して、具体的には「配偶者控除の縮少、廃止を含めた税制の見直しの検討を進める」「選択的夫婦別氏制度を含む民法改正が必要である」また、中絶を女性の権利として認めるような書きぶりがなされている点や、「家事、育児、介護、ボランティア活動などの無償労働の把握」「性的指向(異性愛、同性愛、両性愛)を理由として困難な状況に置かれている場合…」など国民のコンセンサスがあるのか、また国民意識からかけ離れている暴走記述が何ヶ所もあると指摘。福島みずほ元大臣と仙谷官房長官が“エッジをきかせて”などとあおっている議事録を引きながら質問しました。岡崎大臣は、国民の意見を広く聞いてまとめたと開き直りの答弁をし、さらに仙谷官房長官が“夫婦別氏制度は民主党の方針”と答弁しました。
年末に閣議決定のため、この計画の見直しは繰り返し国会で審議し、国民に問題意識をもってもらう必要があります。またジェンダーフリー派の暴走で家族や文化をこわしてはならないと考えます。
最後に蓮舫大臣に、事業仕分けで全国学力調査、道徳教育の削減は国民の理解が得られていないので見直すべきだと質問しました。