2010年10月25日
「暗黒物質」

午後、予算委員会集中審議。


目に見えない謎の物質「暗黒物質」を観測しようと、岐阜県の神岡鉱山地下に世界最高性能の観測装置が作られ公開されたことに興味をもっています。
知人の理系の学者数名が“暗黒物質の解明が進めば、宇宙空間と物質の謎の多くが解けるよ”と、だいぶ前から聞かされていたからです。
暗黒物質とは光や電波で直接観測できない物質で、強い重力があり、現在知れている物質の5〜6倍存在し、秒速約270キロで地球に飛来しているのに、通常の物質を素通りしているとみられているナゾ、ナゾ、ナゾ!の物質なのです。
神岡鉱山地下はノーベル物理学賞を受賞した小柴教授が素粒子のニュートリノを「カミオカンデ」で初めて観測したところ。
暗黒物質も世界初で検出に成功してほしいと願っています。
目に見えない物質が、通常の物質を素通りしている状態でたくさん存在しているなんて、何という神秘でしょう。
星の王子さまではありませんが“大切なものは目には見えないだよ”…ですね。