2010年10月26日
領土議連

日本の領土を守るため行動する議員連盟の緊急総会を開きました。
沖縄県石垣市より
中山 義隆  石垣市長
伊良皆 高信 石垣市議会議長
大石 行英  石垣市議会副議長
仲間 均   石垣市議会議員
仲嶺 忠師  石垣市議会議員
内野 篤   石垣市議会議員
砥板 芳行  石垣市議会議員
以上7名をお迎えして意見交換をしました。
石垣市の皆さまより尖閣諸島上陸視察決議及び石垣港の整備を求める要請を受けました。


尖閣諸島上陸視察決議
尖閣諸島は、日本固有の領土であり、現に地籍も沖縄県石垣市字登野城2390
番地〜2394 番地とされ、本市の行政区であることは紛れもない事実である。
平成22 年9 月7 日に、日本領海内の尖閣諸島周辺海域で発生した、中国漁船
による海上保安庁巡視船への衝突による中国人船長の公務執行妨害容疑での逮
捕に至った事件において、我が国政府は、『尖閣諸島は我が国固有の領土であり、
東シナ海に領土問題は存在しない』と改めて国内外に表明した。
領土は、先人から受け継いだ大切な財産であり、後世に責任を持って残して
行くためにも、尖閣諸島を行政区として預かる石垣市行政当局及び石垣市議会
が、尖閣諸島の自然環境・生態系の現状や、荒天時における漁船の避難港整備
に向けて上陸視察し、適切な施策を講じる事が必要不可欠である。
よって、本市議会は、石垣市長及び行政と市議会が一体となって、本市行政
区である尖閣諸島に上陸し、視察・調査することを決議する。
以上、決議する。
平成22 年10 月20 日
石 垣 市 議 会

石垣港の整備を求める要請決議
日本領海内尖閣諸島周辺海域で起きた中国漁船による海上保安庁巡視船への
衝突事件発生を受け、尖閣諸島周辺海域は、緊迫した状況となり、日夜海上保
安部の巡視船による監視・警戒が続いている。
この尖閣諸島及び先島周辺海域の安全を守っている海上保安庁巡視船の拠点
となっている重要港湾の石垣港は、尖閣諸島及び先島周辺海域の警戒・監視態
勢の強化により、海上保安庁の巡視船艇の配備や一時寄港が増加している。
しかしながら、現状の石垣港は、民間船舶の利用で過密状態にあり、特に近
年では、大型クルーズ船の寄港が増加傾向にあることから、現在の石垣港の整
備状況では、海上保安庁の巡視船艇の接岸・停泊場所確保に支障をきたしてい
るのが実情である。
日本固有の領土である尖閣諸島及び先島周辺海域での漁業の安全操業を維持
して行く為に、大型の海上保安庁巡視船の配備計画が予定されているなかで、
それに対応できる石垣港の整備は急務である。
よって、本市議会は下記事項を要請する。

1. 尖閣諸島及び先島諸島周辺海域における警備・監視態勢強化に伴い、海上
保安庁巡視船艇が接岸できる岸壁の整備
2. 上記整備に伴い、石垣港を利用する民間船舶の安全・安定運行が確保する
ための石垣港の整備
以上、決議する。
平成22 年10 月20 日
沖縄県石垣市議会