2011年1月12日
因幡の白うさぎ

安倍内閣時代、日本人の記憶を取り戻したいとの思いで取り組んだ教育再生、学習指導要領改訂により、このたびやっと小学一、二年生に神話・昔話、三、四年生で古事記、日本書紀が教科書に載るようになりました。
アメリカの教科書には載っていた「因幡の白うさぎ」を多くの日本の子供たちも教科書で読むようになります。
かつての日本の幼い子たちは、絵本で、歌で、皆このお話を知っていました。

大国主命の優しさ、うさぎの痛みと後悔が幼い心に優しさや強さへの憧れとして残されました。
今、改めてこの話を読み返すと、正直を美徳とした日本人、虚言を吐いた八十神は族長にはなれず追放され、真実と親切と知恵と大きな心の持主である大国主命が国神となる神話は、日本民族の姿と心を象徴しています。