2011年2月15日
生命の声

鶴岡八幡宮、宮司様とお話。

樹齢1000年とみられる大銀杏が倒れたのは昨年の3月10日。
適切な対応により、今、そこから新たな生命“ひこばえ(切り株や根元から生える若芽)”が1メートル弱伸びていました。
春の光を浴びて、歓びいっぱいの声が聞こえるよう。
たくさんの参拝者がその前で祈り、“頑張って下さいね”などと声を掛けています。
大銀杏が倒れた時も多くの人々が木の周りに集まり、涙を流し、動こうとしない姿に職員の方々は驚かれ、感動し、奮い立ったといいます。
大銀杏の生命への感謝の祭祀を行ったところ、1000人以上が集まり、祈ったということでした。

生命の声は、声なき声。しかし、心を澄ませばしっかりと聞こえる声。
その声を聞く人々がこんなにも多いのですね。