2011年3月23日
国会審議再開

国会の審議が11日ぶりに再開されました。
終日、予算委員会。
各省庁の皆さま、福島原発事故を止めようと働かれている皆さまに感謝いっぱいです。

自民党は、被災地の地元国会議員が次々と現地を回っての実態を踏まえた質問をしましたが、政府は“あらゆることを出来る限りやっていく”といった意気込み答弁が多く、具体的な方向に関する詳しいやりとりが十分にできませんでした。
総理、官房長官は陣頭指揮で忙しいとはいえ、予算委員会に出席なさらなかったので、もどかしくてなりません。ほんの少しでも出席いただけなかったかと思います。多くを官僚が答弁しました。政治主導とは何なのでしょう。それでも、多くの現状が国会で明らかになり、補正予算のための問題点が浮き彫りになってきました。新たな法律制定の課題点、通達要請などについてやりとりもあり、踏み込んだ検討へのステップが出来つつあります。

与野党の協議会実務者会合は短時間で終わり、与野党心をひとつにして困難にあたりたいという思いは十分には届いていません。観測史上最悪の地震、総力結集体制を作っていく努力をしていきます。

地震、津波、原発事故、計画停電、工場休業、農作物の風評被害・・・次々と起こる事態。復旧に向け、明日は一日予算委員会の公聴会を開きます。内閣委員会も開いていきます。

国会も議員会館も節電で、廊下は暗く、エレベーターも少ししか動かしていません。
私の部屋は11階。二百数十段の階段を昇りました。