2011年5月19日
日韓図書協定

宮内庁書陵部で朝鮮王朝儀軌を見ました。

1897年大韓帝国初代皇帝となった26代高宗の即位式や27代純宗の皇太子時代の結婚の記録など、手描き、彩色がほどこされた貴重な図書でていねいに国有財産として扱われておりました。

日韓基本条約で、さまざまなことは結着済みですが、菅政権が突然、韓国に引き渡すといったもの。
韓国政府すら解決済みの立場であるのに、文化交流という名目です。

衆院で4月28日、日韓図書協定は通りました。
参院は反対も多く、これからの審議です。

本日見た図書の後ろには、たとえば、大正11年5月「朝鮮総督府寄贈」の印が押されているものもあります。

韓国にはたくさんの日本の図書が残されています。
文化交流というなら、日本の図書も韓国から引き渡してもらいたい、という要望も多くあります。
今、外務省に何万点くらいあるのか調査してもらっているところ。

自民党有志議員として相互主義の立場で、日本の図書の引渡を求めたいと思います。