2011年7月3日
東大 入学時期を秋に変更検討

東大で入学時期を春から秋に移行させる検討が始まっているとのニュースを目にし、“ああ、やっと”との思いです。
実は、安倍内閣の時の教育再生で大学は自由に春入学、秋入学を進めて良いことにしたのです。
2,3月に入試をして秋まで国内外で社会体験や短期留学をし、単位の取り方次第で3年半で卒業するもよし、4年かけてもよしとする大学のあり方を、国際化が進む時代に合わせてすでに決定していたのです。

私は何度も総理補佐官として官邸で記者会見しましたがマスコミはほとんど興味を示さず。
あれから5年、やっと東大が動き出してくれました。
東大が動けば、これにならって動き出す大学が出てくることでしょう。
日本の大学はもっと柔軟にしつつレベルを上げていくことに力を注ぐべきです。
日本の大学生、保護者、企業は日本の大学の硬直化、質の悪さをもっと問題視して声をあげてほしいと思います。