2011年7月30日
身延山

前日の夜、身延に入りました。

岩手の皆さまと5月15日以来の再会。
4カ月以上たってご遺体がやっとあがったという遺族の方、老人ホームで最後まで皆を助けようと頑張られ、自らは津波にのまれた方をもつ遺族の方、避難所から、仮設住宅から16時間もバスに揺られて身延に集合されました。
義捐金を170億円も送ってくださった台湾からもたくさんの方々がご参加。

皆さまと祈りをこめて、朝4時より身延山に登りました。
清らかな風に身体と心を浄化されながら頂上へ。
千本杉の木立を抜け、朝もやの中を、日本よ永遠なれ、と祈りました。

“やっと笑顔が出るようになった”
“やっと「おかげさまで」と言えるようになった”
“やっと冗談が出てくるようになった”
と被災後の状況を涙をいっぱい流しながらお話くださる姿。
赤ちゃんを背負った若いママ、夏休みに入った小学生たちと頂上で感謝と希望を抱きしめました。

「7月21日の予算委員会のテレビ中継見てました。日本の闇をもっと明らかにして良い国を作って下さい。」と多くの方から言われ、気持ちを引き締め直し、力をいただきました。