2011年8月25日
中国漁業監視船の領海侵入について

自民党 領土に関する特命委員会
「中国漁業監視船の領海侵入について」
「衆議院決算行政監視委員会による尖閣諸島の上陸視察の検討状況について」
「韓国鬱陵島視察団の報告と入国拒否に関する韓国側からの回答状況について」

8月24日、中国漁業監視船が尖閣諸島周辺領海を航行しました。
海上保安庁の巡視船が警告を実施したところ、中国側は「魚釣島(尖閣諸島の一部)その他周辺諸島は中国の固有の領土である」「法にのっとり管轄海域において正当な公務を行っている」と応答し、船に電光表示板まで用意して中国語で主張しました。事前に用意をした行動で、尖閣諸島が日本固有の領土であることを否定する深刻なことです。

中国は自分の領土と主張する島に標識を立てて周辺国とトラブルを起こしています。
今年の5月24日にもフィリピンの島に中国が標識を立て、3週間後フィリピン軍は標識を撤去しました。

私は「早く尖閣諸島に日本の島であるという標識を立てるべし」と主張。外務省は検討を約束しました。

領域・領海警備法も早く制定しなければなりません。尖閣を竹島のようにしてはなりません。
電光表示板がどのようなものであったか、海保に説明と資料の提出を求めたいと思います。

「漁政201」が領海に入ったのは33分間。
「漁政31001」が領海に入ったのは29分間。
昨年の9月24日の中国漁船船長釈放から連なってのことでしょう。