2012年9月12日
バチカンへ

午前、バチカンへ
東日本大震災への支援についてお礼。
拉致問題を説明。
サラー枢機卿はギニアの方なので、ギニア人も拉致されているだろうことを話しました。
また、昨今、生命操作が行き過ぎていることや金融業界による強欲で不誠実なプログラミングにより、人々の勤勉さや正直さが危機的状態にあることなど意見交換。
法王は翌日よりシリアに行かれるとのこと。

午後、日本人学校でスピーチ。
小学1年生から中学3年生まで46人の生徒たちが真剣に学んでいます。
もちろん学級崩壊などありません。ノートもきれいにとっています。
私は30分間ほどスピーチを行い、その中で古事記の素読も皆でいたしました。
イタリアでの日々を将来に生かして欲しいものです。
美しい校歌を皆で歌ってくださり、胸が熱くなりました。

「ときのかけらがひとつこぼれて ぼくらのゆめになる・・・
とわのみやこローマのまちにひろがるえがお・・・
ふるいじだいとわかいぼくらのあすがとけあうとき・・・」
といった三拍子の校歌でした。

ローマはBC753年に建設されたと言われていますが、イタリア王国は実は1861年建設。
やっと151年という国の歴史です。

ローマ合気会でおけいこ。
高校生から大人まで、皆と一緒に汗を流して、ようやく時差ぼけが治った感じ。
天地人和合と礼節の心があふれ、美しさにみちていました。
先生に感謝です。

山口在バチカン大使と夕食、意見交換。
カトリック12億人の情報と動向は重要です。