2012年11月17日
解散から

解散から一夜明けました。

3年間の悪夢でした。
国を発展させるため良質な政権を作り直したいと多くの国民が願っていることと思います。
国会議員の歳費削減も決まりました。
さて、水曜日の党首討論の中で、野田総理は安倍総裁に対し、自民党時代の負の遺産が大きすぎた。原発政策に問題があった。定数削減法を本日提出したので自民党は成立に賛成せよ、と迫られました。
正直の上にバカがつくと通信簿に書かれたと言われた野田総理ですが、欺まん的で政党のリーダーとしてどうなのかと思います。
というのも民主党はバラマキ政策で3年連続で赤字国債を税収以上に発行し続けた政党です。
赤字国債が税収を上回ったのは、明治10年西南戦争の時と昭和21年戦後の2回だけでした。
自民党政権時代にはなかったことを民主党は3年連続で行ったというのに反省どころか開き直ったことに驚きました。
また、原発のエネルギーをエネルギー全体の3割にしていた自民党時代でしたが、民主党は鳩山政権時に、党内の議論なしに国際舞台でいきなり鳩山総理がCO2の25%削減を表明し、原発エネルギーを30%から50%に上げるとしたのに、野田総理はそんなことは忘れたとばかりであきれました。
また、定数削減は良いとして、どういう方法で削減するかは民主主義の質を決めるため重要です。
党首討論の当日にアリバイづくりのようにいきなり法案を提出した政権ですが、その法案たるや一部連用制という一票の格差を大政党と小政党で約100倍も小政党に有利にするという憲法違反の疑いの濃いもので、国レベルで世界中のどこもやっていない全く馬鹿げた法案です。
ルールがややこしすぎてマスコミが報道説明できないのをいいことに愚かな案を出してくる。
まったくヤレヤレでありますが、それも解散でようやく場面を変えるチャンスが国民の手に戻ります。
まともで正直な民主主義の国会を作り直すために走ります。

本日は大阪、明日は奈良です。