2013年7月1日
小学生の梅収穫体験

私の故郷、福井からお便りをいただきました。

そこには、若狭町の小学校の6年生が総合学習の一環として、福井梅の歴史を学ぶため梅の収穫を体験したことが綴られ、その様子を収めた写真が同封されていました。児童たちは、今後、梅の選果場の見学を行い、7月末にはしそ漬けを行うそうです。また、5年生が中心となりお米も作っていて、収穫まで児童中心で学習をされているそうです。

私の小学生時代はまだ今のような完全給食でなく、弁当持参でした。お弁当を持ってこれない友やおかずなしの梅干し弁当だけの友もいました。親に負担をかけまいとして学校の水道場で弁当箱をきれいに洗って帰宅する友もいました。この小学校の児童たちも、自分たちでお米や梅干しを作ることで、きっと多くのことを学んでくれることだと思います。

食への感謝の念や学校給食を通して、地域文化の理解、郷土への愛着、そして日本の食文化の継承などが推進されることは本当に喜ばしいことだと思います。