平成15年度活動報告

道徳用副教材「心のノート」現場で“骨抜き”
平成15年2月26日 産経新聞掲載記事
 
滋賀の小学校教諭作成リポート「憲法違反の本」決め付け
 文部科学省作成の道徳用副教材「心のノート」が、教育現場で“骨抜き”にされている実態が明らかになった。二十五日の衆院文部科学委員会で山谷えり子議員(保守新)が指摘した。文部科学省側は「心のノート」の重要性などを強調したが、実態調査の実施は明言しなかった。
 山谷議員が取り上げたのは、日教組に所属する滋賀県内の小学校教諭が作成したリポートで、「心のノート」は「憲法や教育基本法に違反し、子供の内面を国が示した『良い子』に誘導するマインドコントロール本」などと決め付けている。山谷議員は道徳教育の重要性を指摘したうえで、教育現場では本来定められたはずの「道徳」の授業が、実際にはゆがめられているのではないか、などとただした。
 文部科学省側は「心のノート」の重要性などは強調したが、現場の実態調査に乗り出す考えは「適宜行っていきたい」と述べるにとどまった。

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