平成15年度活動報告

過激性教育 首相「見直し必要」
〜ここまでやっていいのか〜
平成15年7月15日 産経新聞掲載記事
 
 各地で問題となっている学校での過激な性教育が、十四日の衆院決算行政監視委員会で取り上げられ、小泉純一郎首相が見直しの必要性に言及した。首相が性教育の在り方に答えたのは初めて。山谷えり子委員(保守新)の質問に答えた。
 山谷委員は児童生徒の発達段階を無視した授業例を示しながら、「過激な性教育は最近十年間で急速に進んでいる」と指摘。教育問題の特別委員会の設置や全国規模の性教育の実態調査をするよう求めた。
 小泉首相は資料をまじまじと見ながら、「はじめて見たんですが、はたして小学生にこんなことを教える必要があるのか疑問に感じる」と答弁。
 「ここまでやっていいのかな、ちょっと行き過ぎじゃないか。私は考え直す必要があると思う」と過激な性教育は是正すべきだとの認識を示した。
 過激な性教育では、大阪府豊中市の中学校でコンドームを男性性器の模型に装着実習させた実例が発覚。東京都内の学校では、人形を使い女性性器を正面に向けて見せたりするなどの実践例が明らかになっている。

過激な性教育に文科相憂慮
平成15年7月16日 産経新聞掲載記事
 
 性器を強調した人形を見せたりコンドームの装着実習を行うといった学校現場での過激な性教育が問題になるなか、遠山敦子文部科学相は十五日の記者会見で「発達段階に応じて適切に教育されるべきで、必要以上に指導するのは適切だと思っていない」と憂慮する見解を示した。
 さらに「(過激な性教育が)どの程度まで行われているのか気になる」と述べ、各学校や校長、教育委員会などに、必要以上の性教育で保護者の信頼を損ねることがないよう良識ある対応を促した。

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