メッセージ(バックナンバー)

 父の日は、母の日ほどにプレゼントは売れないといいますが、アメリカのダッド夫人提唱により広まったといいます。父の日は、悲壮なる父の為にもその日あり(相生垣瓜人)の句にあるように、母の慈愛に対し、父のやせがまんと苦労は悲壮なのかもしれません。
 今年は、それでもシャツ売り場はなかなかのよう。
 “父の日や その一品は クールビズ”の心意気で、父のためにプレゼントを選ぶのはステキなことです。
 さて、わが家は、父の日に子どもたちが、“父さんのお墓に参って草むしりしよう”と言っています。一本一本草を抜きながら、思い出を確かめるのでしょうか。あたたかな良き父親像を子どもたちに残してくれた夫に感謝です。

平成17年6月19日 山谷えり子

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