メッセージ(バックナンバー)
 自民党の国会議員たちによる「携帯電話から小中学生を守ろう勉強会」の第1回会合が開かれました。
 官邸の教育再生懇談会でも審議し、5月も集中合宿審議を考えているテーマです。総理も官邸での会合の中で、教育的視点、人間関係など、小中学生が携帯電話を持つことの意味を原点に立ち帰って議論してほしいと言われています。
 自民党の国会議員の勉強会では、さまざまな事件につながるページの例やその恐ろしさを知り、フィルタリングには限界があること。
 また、小中学生には酒やタバコ、銃と同じで、十分な年令に達しない子には体にも心にも悪く、世界の悪にも直接つながってしまうため、本当は持たせないことが一番。
写真:「携帯電話から小中学生を守ろう勉強会」第1回会合風景
 携帯を持つことが有害という考え方があっていい。今の子供たちにはメールを30分以内に返信しないと友情がこわれるという30分ルールもあるようで携帯を食事中にも寝る時も放さない子もいる。
 健康被害もあるのでは。現実をもっと同僚議員は知るべきで、禁止という考え方、通信だけに限定するという考え方などいろいろな意見が出ました。
 私は「教育再生懇談会」の審議の内容説明をいたしました。
 NHK、テレビ朝日、TBSや新聞社の取材も多く、広く皆さんに考えていただきたいことです。
 諸外国で子供が携帯電話からインターネットにこのように接続している国はちょっと聞いたことがありません。
 教育的視点からの議論を充実させたいものです。

平成20年5月1日 山谷えり子

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