メッセージ(バックナンバー)
 参議院代表質問が始まりました。
 質問者の山崎正昭幹事長は福井のご出身で、持ち味をよく出されていたと思います。私は参議院政策審議会副会長をつとめることになりましたので、今回の代表質問から以後、参議院の政策全般に関わることになりました。
 連日、何時間も議論し、とりまとめを行っています。じっくり腰をすえていきたいと思います。

 山崎幹事長代表質問(全体構成《国家観、国会運営、外交問題、経済対策、税制、金融不安への対応、社会保障改革への基本姿勢、財源手当て、長寿医療制度、農林水産行政、事故米、観光立国、地域活性化、教育再生、地球温暖化問題、決算、終わりに》の中より抜粋)
【税制】
 本来は、家族の絆や地域社会の再生につながる抜本的な税制改革が望まれるところですが、現下の状況に緊急になすべきこがあれば、果敢に取組むことは必要です。・・・・
【事故米】
 ・・・・先の国会では、学校給食法の改正を行いました。これから食育が推進され、安全安心の地産池消が進むと考えます。・・・・
【観光立国】
 ・・・昨日、観光庁が設置されたところです。・・・観光とは、「易経」で国の光を観るとあります。まさしく日本は、素晴らしい光あふれる国です。・・・・
【地域活性化】
 ・・・総理は、地域の再生は地域の活力を呼び覚ますこと、それぞれの地域が誇りと活力を持つことが必要であると述べられました。・・・・今、話題になっているアメリカの副大統領ペイリン女史のメガネフレームは、私の地元福井の中小企業の商品であります。
【教育再生】
 政府はここ二年、内閣の重要課題として、教育再生に取り組んできました。
 教育基本法改正の下、知・徳・体育の充実策や地域社会の教育力の向上のための予算をとり、地域の人々による教育支援の輪が広がってきております。
 また、四十三年ぶりの全国学力・学習状況調査は、教育現場に清新な風を吹かせ、各地で実態に基づいた改善の取り組みが始まってきました。教育再生は地域再生と家庭教育支援と一体であり、政策が複数の省庁にまたがっていることから、引き続き内閣の重要課題として取り組みを続けていかねばなりません。教育は国家百年の計、官邸に教育再生会議、教育再生懇談会を置いて、改革のエンジンとなったことは大きいと思います。麻生内閣では、いかに取り組まれますか。
【地球温暖化問題】
 ・・・また、我が国で現在運転中の原子力発電所は五十五基、そのうち我が福井県は十三基を占めております。原子力発電は、発電時に二酸化炭素を排出することがないため、地球温暖化防止に役立つ電源であり、原子力発電による電力供給の着実な推進を望むものであります。・・・・
【終わりに】
 今年は幕末に活躍し、世界的視野を持っていた私の故郷福井藩士、橋本左内百五十回忌の節目の年にあたります。左内は「急流中低の柱、即ち是れ大丈夫の心」と言いました。激流にあって流されない、動揺しない信念と姿勢を示す言葉であります。
 内外ともに難問が山積する中、我が国を「明るく強い国」とするために、麻生総理におかれては、強い信念、不撓不屈の精神を発揮し、日本を導いて頂くことを強く望みます。・・・

 清和政策研究会の昼の総会では25年永年勤続表彰者として町村信孝代議士、玉澤徳一郎代議士、尾身幸次代議士の3人がお祝いをうけられました。本会議でのごあいさつには家族の皆さまも傍聴席にいらっしゃり、感動的でした。
 昼の総会のごあいさつでは、中川秀直代表世話人が「夫の幸福は、妻への降伏」「夫のロマンは妻の不安」と祝意のあいさつをなさり、皆大笑い。町村先生は「妻には頭があがりません。皆さんもそうでしょう?」とおっしゃられました。
 森喜朗最高顧問は、25年の月日、選挙の苦労、政治の厳しさなど胸にしみる祝意のごあいさつをなさいました。
 昨日は、仲良くさせていただいた玉澤徳一郎夫人と二人で昼食をいただきました。
 夫を信じ励まし歩いてきた道のりを語られ、最後に私一人のために「こおれる月かげ 空にさえて…思えよ とうだい まもる人の とうときやさしき 愛の心」という灯台守の歌をそっと目を潤ませ歌ってくださいました。私もジーンともらい泣き。
 今度是非家族の皆さんが集まった席で、その歌をお歌いになられ、ご主人様をねぎらってさしあげて下さいと申しました。夫人はうなづいておられました。

平成20年10月2日 山谷えり子

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