メッセージ(バックナンバー)
 週末、土曜日は宮崎県で宮崎神宮に参拝。
 神武天皇を主祭神とされているので奈良の橿原神宮と同じあたたかさ、壮大さがあります。
 夜は中山成彬先生、義家弘介先生、伊藤玲子先生と日教組問題究明の集会をしました。全国どこに行っても満員です。
 そして日曜日は、天孫降臨の地高千穂へ、高千穂神社、天岩戸神社にまいりました。
 若い参拝者が多いのに驚きます。東国原知事の明るさで宮崎県への観光客が増え、神話のふるさとというメッセージも大いに若者を引きつけているようです。高千穂神社の夫婦杉の周囲を手をつないでグルグル回っている若い女性たち。
 社殿は十一代垂仁天皇の御代の創建といわれる日向国で位の高い神社です。2000年に近い歴史の神社で国家鎮護、縁結びの神さまとして幅広い信仰をあつめています。
 大正15年春、山頭火の“分け入っても分け入っても青い山”の歌の風景となった地を宮司さまと歩かせていただきました。(山頭火の句には“鴉啼いてわたしも一人”“霧島は霧にかくれて赤とんぼ”“また見ることもない山が遠ざかる”など、好きな句がたくさんあります)
 
 日本神話のふるさと、天照大御神が孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に穂を与え“稲の実る豊かな国となってほしい”と降臨させ、そしてひ孫にあたる初代神武天皇が東征をへて奈良の橿原神宮でご即位されて125代。
 日本書記によれば2669年の今日の歴史は若い人にとっても喜びなのでしょう。ちなみにデンマーク王室が千年ほど、英国王室は九百数十年です。
 天岩戸神社は、天照大神が弟の須佐之男命のいたずらに悩み天岩戸におかくれになってこの世がまっ暗となり、天照大神にお出ましいただくよう天鈿女命(アメノウズメノミコト)が踊りを面白く踊ったとされるところの神社です。
 ここも東国原知事の“いらっしゃいませ”のポスターがある境内は多くの参拝者でにぎわっておりました。絵馬、お札所には90才をこえたおばあちゃまがお座りでした。とても美しい瞳でした。

平成21年2月17日 山谷えり子

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