メッセージ(バックナンバー)
 大河ドラマ「篤姫」で、第16代福井藩主松平春嶽が少しづつ有名になっています。
 第14代将軍徳川家茂とは「春嶽が登城してくれないとはなはだ不安だ」「家茂のためなら死んでもよい」などと信じ合い、苦難の時代の日本を導こうとした生き方や坂本龍馬、福沢諭吉らとの交流など、これから歴史の面白さがドラマの中で見られていくと思います。
 私の通った福井市立順化小学校は、春嶽をおまつりしている神社の隣にありました。いつもごあいさつするよう歴史を大切にする教育をうけていました。
 福井は不思議な土地です。全国学力調査でも中学は2年連続日本一(小学校では二位)、65〜69才の有業率でも男性日本一、女性は二位、三世代同居、共働き率も高く、出生率も高くなっている県。暮らしやすさでは、いつもトップクラスにあがります。それでも、何故か、地味。しかし、こんなところがそれだからこそ良いのかもと思います。
 普通を大切にし、自然体で、やるべきことをやり通し、淡々としているのです。
 最近の興味深い話題では、アメリカ共和党副大統領候補ペイリン、アラスカ州知事(44)愛用の眼鏡フレームが福井市出身デザイナーで福井の眼鏡(株)のハウスブランド商品だということ。
 パウエル前国防長官や女優のウーピーゴールドバーグも愛用しているもので、「国民の目は彼女ではなく眼鏡に注がれている」と米有力紙USAトゥデーが報じたほど。チタンフレームで、同シリーズ希望小売価格は約四万円。ペイリン氏は家族と相談し、約300点を試して選んだとか。
 メガネ一つをこんなに念入りに選ぶのかとその根性にビックリですが、集中力とエネルギー、家族の絆を感じさせるエピソードです。
 自民党の総裁選は、政策論争12日間で全国ツアーのまっさい中です。報道では細かいところまで報道されませんが5人の候補者は、深い議論を行い、持ち味を生かして聞きごたえがあります。
 本日16日も、3会場で演説、討論会を聞きました。麻生候補は、アメリカのリーマン・ブラザーズ証券の破綻、日経平均株価の終値605円安に、景気対策をせねばならぬと言及されました。
 官邸では緊急協議をし、自民党の役員会も連携強化を確認しました。
 政治活動は、総裁選だけでなく、党本部では、各種団体からの例年のヒアリングを朝から夕方まで行っています。私は私立中学高等学校協会などのヒアリングに出席し、意見交換してきました。

平成20年9月16日 山谷えり子

<< 前のメッセージへ 次のメッセージへ >>

山谷えり子事務所
〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院議員会館611号室
TEL:03-3508-8611/FAX:03-5512-2611